冷酷な一匹狼

~数十分後~
『んー
んっ?学校?
まいっか
でも、久しぶりに夢見たなー』
それは幸せが崩れた時の夢
あたしの家族は小学校2年生までは幸せだった
ある日、あたしの家庭は壊れた
__________

『ただいま!
お母さん、お父さん!』
「「ん?(どうしたの?)」」
『あのね!あたしね!テストで全教科100点取れたんだよ!』
「本当か冷奈!!」
「良かったわね!お母さん嬉しい!!」
その時、お父さんとお母さんは自分の事のように喜んでくれた
「母さん、冷奈にご褒美で何か好きなものを買ってやらないか?」
「そうね、そうしましょう!」
「冷奈、何か欲しい物は無いか?」
『良いよ、買わなくても』
「冷奈、遠慮しなくていいのよ?」
『んー・・・
じゃぁ、お店屋さん行こ!
そこで決める!』
「じゃぁ行きましょうか」
「そうだな」
その時あたしは浮かれてた
あの時買い物に行きたいなんて言わなきゃ良かった・・・
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