あの日に戻れるのなら、彼に謝りたい。
そして、好きだと告げたい。
幼馴染の空雨への思い。もう彼がいなくなって四年が過ぎようとしているのに、未だに消えることがない。そして、もう恋をしないと決めていた雫。
そんな雫が合コンで知り合った男、晴太。彼は『空雨』を知っていた。
空雨を殺したのは、私。消えない思いと共に抱き続ける罪悪感、後悔。
そんな雫を救おうとする晴太。
雫は過去から一歩進むことができるのだろうか。
切ないです。でも、とても優しくて登場人物たちみんな愛に溢れています。雫はかなり優しくて本当に空雨のことが好きでした。でも、空雨はもういない。そして、雫が抱える『殺した』という罪悪感。それを彼女がどう乗り越えるのか?
空雨も晴太も本当に素敵なヒーローです。
空雨、晴太、そして雫の思いを見届けてください。