Bandやろうゼ♪
Bandやろうゼ!!
太陽の暑い 高校の夏休み。
「よっしゃ!できたぁ!♪」
「ぅおっびっくりしたぁ」
藍(アイ)の声に
びっくりして飛び起きた、要(ヨウ)。
「こんな暑いのに、よく寝れるなぁ~てゆかっ
昼寝してる場合じゃないぜっっ」
そう言いながら、
藍(アイ)は、自分の書いた譜面を要(ヨウ)に突き付ける。
「んぁ?
しょうがないやんっ夜のために寝てるんよ!俺は」
「今日も夜遊びかい(笑)女の子っ好きだねー」
眠気眼の要(ヨウ)の横から
、譜面を奪い取った、麗(レイ)。
隣に駆け寄り、
「おぉ~藍っ作曲第一号♪」
と、嬉しそうにその譜面を覗き込む、響(ユラ)。
「どんな曲~?
藍、口ずさんで♪」
早速Baseを持つ、凛(リン)
「おう♪こんなんよ♪」
口ずさみ始め、
それに合わせ、凛が即興でBase音をつくり、
すると、
響もたまらず奏で始める。
音がなると疼きだす要は、眠気も吹っ飛びリズムを刻みだし、
麗もGuitarを抱えて、
譜面を横目に弾き始め、
藍は、歌う。
初めての、
五人の音楽の誕生。
「俺ら、まだ誰も作曲したことねーから、
藍の第一号ってゆうか、
俺らの第一号じゃね?」
満面の笑みで言った、響。
「おぉー!すげーな!
鳥肌立つー!」
ひとつの譜面を囲んで、
音楽仲間として、
五人がひとつになった
瞬間だった。