フォルドス2代目
王様
~2代目~
[フォルドス]・・・古代最古の民族。金色の髪に白い肌、桃色の瞳で力を使うと右目は黒くなる。
[リラ・フォルドス]・・・フォルドスの血をひく戦士にして2代目
[カイト・アル・カインド]・・・カインドという男族の2代目。フォルドスとふかい関わりがある。アルマーニという国の王。
アルマーニと敵対する国オルガンとの戦争は戦力はあきらかにオルガンのほうがうえであった。しかし、アルマーニには無敵の戦士がいた。
[不死の女神リラ]
女でありながら1人で数万の軍を滅ぼす力をもち、斬られてもしなないため、この二つ名がついたといわれている。
~アルマーニとオルガンの戦争から1週間~
「 リラ様!リラ様!」
『 なんだ。五月蝿いぞ、ジル。』
息をきらして部下のジルが駆け寄ってくる。ジルは男のくせに女らしい顔をし、声も少し高い。
「 国王が、我々の活躍をお誉めくださり、宴をひらいてくださるとのこと!」
『ほぉ。それはめでたいことだな。』
我々の実績が王におほめいただけるとは、、、
「 つきましては、リラ様に王と酒を交わす重役をやっていただきたいと、イザン将軍が!」
『 ?!!』
この私が王と酒を…?
『 それは本当なのか??』
「 はい!」
なんということだろう。私がそんな重役を。軍のため粗相をせず、うまく軍資金をもらわねば、、、、。。。
~当日~
『 ジッジっジル!』
「 フッふぁい!!」
『 ど、どこか変なところは、、』
「 ああ、あり、、ま!」
〘 ふははははwwお前達緊張しすぎだぞ。〙
『 「 ?!イザン将軍!!」』
イザン将軍、本名[イザン・オルバー]アルマーニの若き将軍。
〘 安心しろ、国王はお優しい方だ。少し素直ではないだけだ。〙
……。国王。美しい容姿に剣術はイザン将軍とごかく、政治も
今の国王になってかなりよくなった。しかし、罪人をけっして許しはしない。粗相をしないようにしなければ。
そんなことをおもいながら仕立ててもらった自分の服をじっと見つめてみた。金や宝石でできた装飾品はあたしには立派すぎている。けど、王の前で正装していなければ失礼にあたる。
いつもより着こなしにくいふくを重く感じながら王の宮殿の門をくぐった。
『 す、凄い!!』
王宮というだけあってどこもかしこも彫刻やら、なんやらで豪華だった。
~宴~
酒の席に美しい舞姫たちが食事や酒を運ぶ。天国のような光景だ。舞姫と私以外の女性はいない。
すると……
カイト・アル・カインド王が姿をみせた。
【 皆此度の戦まことに、頑張ってくれた。今日は楽しんでいかよ。】
うわぁ。美男だ、、、。
【 それでは、アルマーニの更なる発展を祈り】
{ !!かんぱーい!!}
宴が始まり、ついに王との対面となった。私は顔を隠す布を巻いて王の御膳にたった。
『 この度は宴の招待まことに感謝いたします。おあいでき光栄でございます。』
よしっ!噛まずにいえた!
【 ……其方は女なのか?】
ん??
なぜそんな当たり前のことを、、
『 そう、ですが、、?』
ギロッ!
『 ?!』
な、なんか目つきかわった?!
【 イザン!どうゆうことだ!説明をせよ】
〘 …。フゥ。国王よ、貴殿は此度の戦で1番活躍した者と酒を交わすと仰られた。〙
【 あぁ。そうだ。なのになんだ、女をつれてくるとは私を愚弄しているのか!】
〘 愚弄??まさか。この者は私に勝利するほどの力を持っております。〙
【 ?!嘘をつくな!】
〘 嘘ではこざいませんよ。そこまで仰るのならこの者の実力をみていただこう。〙
チラッ。
イザン将軍がこちらをみてそっと近づいた。そして私の肩をもって
〘 王がこの者も手合わせをして、この者がかてば認めてくださりますかな?〙
?!
【 …よかろう。しかし、もし私が勝てばその女共々、イザン、殺すぞ】
王にさからったイザン将軍は、王がもっとも嫌う
《罪人》
。。。。
私が負ければイザン将軍まで道連れに、、、
キリッ!
『 ……お相手します』
〘 それでは、、、はじめ!〙
シュッ!
王がいきなり突きをしてくる。
……っはやい!
【 ……ほぉ。今のを避けるか、確かにつよいようだな。。しかし!私の方がつよい!】
ばぁぁぁぁぁん!!
『 クッ!!……。。』
王の打ち込みはやはり男というだけあって力強い。
……けど、もうわかった。。
ヒュッ!
空をまい王の後ろに回り込んで首に剣の峰をあてる。
【 っな?!?!】
〘 勝負あり!!〙
『 ふぅ。』
なんとか勝てた、、、
これでイザン将軍は、、、
〘 流石だ、リラ。……そうでしょう?王よ。〙
【チッ。ふん、負けは負けだ。酒は交わそう。 】
そんなイヤイヤかわされたくない!!てか、怒られてるよね?嫌われてしまった。
……さよなら軍資金。。
コポポ
舞姫達のなかでも1番美しい舞姫が酒をついでくれている。きれいな着物をみてハッとおもった。私フードとってない!!
『 ……国王よ、少し席をはずします!!』
【 ……。好きにせよ】
『 ジル!ジル!』
王宮の広間で酒を飲んでいたジルにフードをあずけて、はしって王のもとへもどった!
戻る途中、金色の髪のせいで貴族に何人も声をかけられたが完全無視で走った
ガラッ!
『 ふっ、はぁ、、もう、しわけありません。』
【 ……。なっ?!?!】
無顔で酒をのんでおられた国王が私を見るなりおもいっきりのけぞった。
『 申し訳ありません。はぁっ。王の御前で顔を隠すなど、先程の非礼深くお詫び致します。』
王は顔がみるみる赤くなっていく。
【 っ。。】
??まさか、、
『 酔いがまわられましたか?』
ズイっと顔を近づけ顔色を伺う。
【 ……。ちがう。】
??
『 ならば、なぜ?……!!!』
突然起こったことに私は硬直した。王が私の後頭部に手をまわり口付けをしてきたからである。
まわりにいた舞姫はびっくりしておちょうしをおとしている。
【 リラ。其方私の妃にされ。。。】
熱い眼差しに私は顔が赤くなっていくのを感じた。
突然の出来事に硬直したままの私。そんな私をさらに追い込むように
【・・・。私は其方に惚れた。妃になってくれ。】
顔を赤くしてそんなこといわれても、、、、
『 お、お戯れを。。』
すっと近かった体を後ろにひくと、ぐっと手をひっぱられ抱きしめられた。
【戯れではない。それはこのどうきが証明してくれよう。】
ドッドッドッ。。。
は、はやい!!///
『 ...お、王よ、私は戦士で貴方は国王。身分がどれほっ……』
チュッ。
どれほどちがうか、と言おうとしたらキスをされ、口をふさがれた。
『 なっ!』
この人Yesorはい以外聞く気ないでしょっ!
【いいのか?わるいのか?】
そんな子供みたいな目で、、、
《..。ゴホン》
【『 ?!』】
振り向くとそこにはイザン将軍と困った顔をした舞姫がいた。
《王よ。求婚などといった国に関わることをそんな、ノリでいうものでは、》
【のりなのではない!私は本気だ!】
王と目が合う。
真剣な金色の瞳。真っ赤な髪が風になびいている。あたりは真っ暗で王の目が光って見える。
《。。リラ。お前はどうなのだ?》
イザン将軍の突然の問。
『 え?』
《お前は王と結婚したいのか?それとも、したくないのか?》
『 私はそんなっ、』
《そんなこと考えたことないか?》
私がいう前に言われる。
てか、皆人の話聞かないな。
『 っ。』
《なら。今ここで考えて結論を出せ》
『 えっ!』
そんな無茶苦茶な?!
【私の妃は嫌か?】
だから、貴方はそんな目でみないで!!!!
《で、どうなんだ。リラ!》
『 ...なら。』
《【?】》
『 婚約者なら。なります。。』
うわぁぁぁぁ!婚約者って!フィ!ア!ン!セ!うわぁ!王のフィアンセ宣言してしまったぁ!!
【本当か?!】
王の顔が明るくなる。
『 婚約者ですからね!結婚するかはわかりませんよ!?』
【...。ふむ。なら、其方が私を好きになれば結婚してくれるのだな?】
『 えっ!えっ!』
【どんなんだ!?!】
顔が怖い!!
『 します!結婚します!』
もう脅迫だわ!
王は満足そうだけど、、イザン将軍は?
《ぶっ!》
【『 ?』】
《あはははははははは!!》
【『 ?!?』】
急にイザン将軍が爆笑しだした。何事?
〝ふふふ。成功ですねぇ〟
美しい舞姫さんもこちらを微笑んでいる。
どーゆうことだ?
[フォルドス]・・・古代最古の民族。金色の髪に白い肌、桃色の瞳で力を使うと右目は黒くなる。
[リラ・フォルドス]・・・フォルドスの血をひく戦士にして2代目
[カイト・アル・カインド]・・・カインドという男族の2代目。フォルドスとふかい関わりがある。アルマーニという国の王。
アルマーニと敵対する国オルガンとの戦争は戦力はあきらかにオルガンのほうがうえであった。しかし、アルマーニには無敵の戦士がいた。
[不死の女神リラ]
女でありながら1人で数万の軍を滅ぼす力をもち、斬られてもしなないため、この二つ名がついたといわれている。
~アルマーニとオルガンの戦争から1週間~
「 リラ様!リラ様!」
『 なんだ。五月蝿いぞ、ジル。』
息をきらして部下のジルが駆け寄ってくる。ジルは男のくせに女らしい顔をし、声も少し高い。
「 国王が、我々の活躍をお誉めくださり、宴をひらいてくださるとのこと!」
『ほぉ。それはめでたいことだな。』
我々の実績が王におほめいただけるとは、、、
「 つきましては、リラ様に王と酒を交わす重役をやっていただきたいと、イザン将軍が!」
『 ?!!』
この私が王と酒を…?
『 それは本当なのか??』
「 はい!」
なんということだろう。私がそんな重役を。軍のため粗相をせず、うまく軍資金をもらわねば、、、、。。。
~当日~
『 ジッジっジル!』
「 フッふぁい!!」
『 ど、どこか変なところは、、』
「 ああ、あり、、ま!」
〘 ふははははwwお前達緊張しすぎだぞ。〙
『 「 ?!イザン将軍!!」』
イザン将軍、本名[イザン・オルバー]アルマーニの若き将軍。
〘 安心しろ、国王はお優しい方だ。少し素直ではないだけだ。〙
……。国王。美しい容姿に剣術はイザン将軍とごかく、政治も
今の国王になってかなりよくなった。しかし、罪人をけっして許しはしない。粗相をしないようにしなければ。
そんなことをおもいながら仕立ててもらった自分の服をじっと見つめてみた。金や宝石でできた装飾品はあたしには立派すぎている。けど、王の前で正装していなければ失礼にあたる。
いつもより着こなしにくいふくを重く感じながら王の宮殿の門をくぐった。
『 す、凄い!!』
王宮というだけあってどこもかしこも彫刻やら、なんやらで豪華だった。
~宴~
酒の席に美しい舞姫たちが食事や酒を運ぶ。天国のような光景だ。舞姫と私以外の女性はいない。
すると……
カイト・アル・カインド王が姿をみせた。
【 皆此度の戦まことに、頑張ってくれた。今日は楽しんでいかよ。】
うわぁ。美男だ、、、。
【 それでは、アルマーニの更なる発展を祈り】
{ !!かんぱーい!!}
宴が始まり、ついに王との対面となった。私は顔を隠す布を巻いて王の御膳にたった。
『 この度は宴の招待まことに感謝いたします。おあいでき光栄でございます。』
よしっ!噛まずにいえた!
【 ……其方は女なのか?】
ん??
なぜそんな当たり前のことを、、
『 そう、ですが、、?』
ギロッ!
『 ?!』
な、なんか目つきかわった?!
【 イザン!どうゆうことだ!説明をせよ】
〘 …。フゥ。国王よ、貴殿は此度の戦で1番活躍した者と酒を交わすと仰られた。〙
【 あぁ。そうだ。なのになんだ、女をつれてくるとは私を愚弄しているのか!】
〘 愚弄??まさか。この者は私に勝利するほどの力を持っております。〙
【 ?!嘘をつくな!】
〘 嘘ではこざいませんよ。そこまで仰るのならこの者の実力をみていただこう。〙
チラッ。
イザン将軍がこちらをみてそっと近づいた。そして私の肩をもって
〘 王がこの者も手合わせをして、この者がかてば認めてくださりますかな?〙
?!
【 …よかろう。しかし、もし私が勝てばその女共々、イザン、殺すぞ】
王にさからったイザン将軍は、王がもっとも嫌う
《罪人》
。。。。
私が負ければイザン将軍まで道連れに、、、
キリッ!
『 ……お相手します』
〘 それでは、、、はじめ!〙
シュッ!
王がいきなり突きをしてくる。
……っはやい!
【 ……ほぉ。今のを避けるか、確かにつよいようだな。。しかし!私の方がつよい!】
ばぁぁぁぁぁん!!
『 クッ!!……。。』
王の打ち込みはやはり男というだけあって力強い。
……けど、もうわかった。。
ヒュッ!
空をまい王の後ろに回り込んで首に剣の峰をあてる。
【 っな?!?!】
〘 勝負あり!!〙
『 ふぅ。』
なんとか勝てた、、、
これでイザン将軍は、、、
〘 流石だ、リラ。……そうでしょう?王よ。〙
【チッ。ふん、負けは負けだ。酒は交わそう。 】
そんなイヤイヤかわされたくない!!てか、怒られてるよね?嫌われてしまった。
……さよなら軍資金。。
コポポ
舞姫達のなかでも1番美しい舞姫が酒をついでくれている。きれいな着物をみてハッとおもった。私フードとってない!!
『 ……国王よ、少し席をはずします!!』
【 ……。好きにせよ】
『 ジル!ジル!』
王宮の広間で酒を飲んでいたジルにフードをあずけて、はしって王のもとへもどった!
戻る途中、金色の髪のせいで貴族に何人も声をかけられたが完全無視で走った
ガラッ!
『 ふっ、はぁ、、もう、しわけありません。』
【 ……。なっ?!?!】
無顔で酒をのんでおられた国王が私を見るなりおもいっきりのけぞった。
『 申し訳ありません。はぁっ。王の御前で顔を隠すなど、先程の非礼深くお詫び致します。』
王は顔がみるみる赤くなっていく。
【 っ。。】
??まさか、、
『 酔いがまわられましたか?』
ズイっと顔を近づけ顔色を伺う。
【 ……。ちがう。】
??
『 ならば、なぜ?……!!!』
突然起こったことに私は硬直した。王が私の後頭部に手をまわり口付けをしてきたからである。
まわりにいた舞姫はびっくりしておちょうしをおとしている。
【 リラ。其方私の妃にされ。。。】
熱い眼差しに私は顔が赤くなっていくのを感じた。
突然の出来事に硬直したままの私。そんな私をさらに追い込むように
【・・・。私は其方に惚れた。妃になってくれ。】
顔を赤くしてそんなこといわれても、、、、
『 お、お戯れを。。』
すっと近かった体を後ろにひくと、ぐっと手をひっぱられ抱きしめられた。
【戯れではない。それはこのどうきが証明してくれよう。】
ドッドッドッ。。。
は、はやい!!///
『 ...お、王よ、私は戦士で貴方は国王。身分がどれほっ……』
チュッ。
どれほどちがうか、と言おうとしたらキスをされ、口をふさがれた。
『 なっ!』
この人Yesorはい以外聞く気ないでしょっ!
【いいのか?わるいのか?】
そんな子供みたいな目で、、、
《..。ゴホン》
【『 ?!』】
振り向くとそこにはイザン将軍と困った顔をした舞姫がいた。
《王よ。求婚などといった国に関わることをそんな、ノリでいうものでは、》
【のりなのではない!私は本気だ!】
王と目が合う。
真剣な金色の瞳。真っ赤な髪が風になびいている。あたりは真っ暗で王の目が光って見える。
《。。リラ。お前はどうなのだ?》
イザン将軍の突然の問。
『 え?』
《お前は王と結婚したいのか?それとも、したくないのか?》
『 私はそんなっ、』
《そんなこと考えたことないか?》
私がいう前に言われる。
てか、皆人の話聞かないな。
『 っ。』
《なら。今ここで考えて結論を出せ》
『 えっ!』
そんな無茶苦茶な?!
【私の妃は嫌か?】
だから、貴方はそんな目でみないで!!!!
《で、どうなんだ。リラ!》
『 ...なら。』
《【?】》
『 婚約者なら。なります。。』
うわぁぁぁぁ!婚約者って!フィ!ア!ン!セ!うわぁ!王のフィアンセ宣言してしまったぁ!!
【本当か?!】
王の顔が明るくなる。
『 婚約者ですからね!結婚するかはわかりませんよ!?』
【...。ふむ。なら、其方が私を好きになれば結婚してくれるのだな?】
『 えっ!えっ!』
【どんなんだ!?!】
顔が怖い!!
『 します!結婚します!』
もう脅迫だわ!
王は満足そうだけど、、イザン将軍は?
《ぶっ!》
【『 ?』】
《あはははははははは!!》
【『 ?!?』】
急にイザン将軍が爆笑しだした。何事?
〝ふふふ。成功ですねぇ〟
美しい舞姫さんもこちらを微笑んでいる。
どーゆうことだ?