紅の恋
後編
体育祭当日。
俺達の通う高校は体育祭に力を入れていて、かなりの種目がある。俺はやる気満々だった、、、が。
今日は中山と紅が一緒に二人三脚にでるという。。。
俺も対抗心かなんでかしらないけど、紅の友達の野田と出ることにした。野田はパッとみ美人だがありえないくらい食べるのでモテはしない。〇ッキー10箱でつれた。
イライラ(^^╬)
〘頑張ろうね〙
『 うん!足引っ張らないように頑張るね』
クソッ。競技前だっつーのになんであいつらキャッキャッしてるんだよ!
【龍哉くん。】
「ん?」
野田が急に話しかけてくる。
【嫉妬しすぎはよくないよ。】
「なっ!別にそんなんじゃ・・・」
[二人三脚に出場する生徒はあつまってください]
アナウンスで並ぶ。
ついに俺達のばん。同じ組なのに何故か紅達には負けたくない。
[位置について、よーい!!]
〝パンッ!〟
ダッ!
俺達2人が1番はやい。
「あれ?野田思ってたより脚早いな。」
【 中学の時は陸上部だったから。】
ダッダッダッダッ!
それから誰にも抜かれることなくゴール。ちらっと後ろを見てみると、、、
ゴテーン!!
紅達がコケた。
走るペースはのろいが仲良さそうにはしっている。俺の苛立ちもつのっていく。
最後はちゃんとゴールしていた。
「さっきコケてたけど。大丈夫だったの?」
動揺してないフリをしてぶっきらぼうに聞く。
『 ..あー。うん。大丈夫』
そういってバッっと右足を隠した。
「..。」
グイッ
『 ッ!..』
「..!血がでてんじゃん!」
『 別に...大したことじゃ!!』
有無を言わさず養護テントにつれていった。
紅は俯いたまま話そうとしない。
じゃあ俺次あるから。。。
『 あっ。うん。頑張って・・・。』
[借り物競争に出る人は集合してください。]
俺は借り物に出ることになっている。
〝りゅーやくぅーん!頑張ってぇ❤〟
女子の歓声がきこえる。今は手を振る余裕もない。隣には中山。またコイツかよ。。。
いよいよ俺達のばん。
[位置について、よーい!パン!]
ダッ!!中山には絶対まけねぇぇぇ!!
バラっ!
「!!!!!!」
〝世界1愛している人〟
なんじゃこりゃぁぁぁ!!
けど思い当たる人は・・・。
頭より体が動くおれは養護テントの前にいる。
「紅。来て!」
『 えっ!?』
ダッ!紅を抱えて1位でゴール。
[えー。お題は・・・世界1愛している人!!!]
〝えええぇ!!〟
会場は大盛り上がり。女子の悲鳴も聞こえてくる。
[彼女になにかひとこと!]
アナウンスが流れる。
バッっと振り返り紅を見つめて腕をおおきく広げる。
「..お前はそう思ってないかもだけど、俺はお前を愛してる。..」
俺はお前しかみてないんだ。
そう心でおもった。
紅が泣きながら俺に抱きついてくる。
『 私も愛してる。』
〝きゃぁぁ!!!〟
この異例の大歓声により、借り物競争には〝世界1愛している人〟が出るようになった。
日曜日
「紅ー。」
『 なぁーに?』
「愛してるよ」
『 みーとぅー!❤』
じゃれあいながら映画館に付く。
「中山いいヤツだよな。」
『 うん。予定が出来たってチケットくれたし。』
「・・・てかさ、今日何の日か憶えてる?」
『 え?!・・・ーんー。』
「じぃー。」
『 ..!!!!あっ!!』
「忘れてたろ?」
『 めんぼくない。。。』
「今日、覚えとけよ?ニヤッ」
『 え!!//////』
俺達の通う高校は体育祭に力を入れていて、かなりの種目がある。俺はやる気満々だった、、、が。
今日は中山と紅が一緒に二人三脚にでるという。。。
俺も対抗心かなんでかしらないけど、紅の友達の野田と出ることにした。野田はパッとみ美人だがありえないくらい食べるのでモテはしない。〇ッキー10箱でつれた。
イライラ(^^╬)
〘頑張ろうね〙
『 うん!足引っ張らないように頑張るね』
クソッ。競技前だっつーのになんであいつらキャッキャッしてるんだよ!
【龍哉くん。】
「ん?」
野田が急に話しかけてくる。
【嫉妬しすぎはよくないよ。】
「なっ!別にそんなんじゃ・・・」
[二人三脚に出場する生徒はあつまってください]
アナウンスで並ぶ。
ついに俺達のばん。同じ組なのに何故か紅達には負けたくない。
[位置について、よーい!!]
〝パンッ!〟
ダッ!
俺達2人が1番はやい。
「あれ?野田思ってたより脚早いな。」
【 中学の時は陸上部だったから。】
ダッダッダッダッ!
それから誰にも抜かれることなくゴール。ちらっと後ろを見てみると、、、
ゴテーン!!
紅達がコケた。
走るペースはのろいが仲良さそうにはしっている。俺の苛立ちもつのっていく。
最後はちゃんとゴールしていた。
「さっきコケてたけど。大丈夫だったの?」
動揺してないフリをしてぶっきらぼうに聞く。
『 ..あー。うん。大丈夫』
そういってバッっと右足を隠した。
「..。」
グイッ
『 ッ!..』
「..!血がでてんじゃん!」
『 別に...大したことじゃ!!』
有無を言わさず養護テントにつれていった。
紅は俯いたまま話そうとしない。
じゃあ俺次あるから。。。
『 あっ。うん。頑張って・・・。』
[借り物競争に出る人は集合してください。]
俺は借り物に出ることになっている。
〝りゅーやくぅーん!頑張ってぇ❤〟
女子の歓声がきこえる。今は手を振る余裕もない。隣には中山。またコイツかよ。。。
いよいよ俺達のばん。
[位置について、よーい!パン!]
ダッ!!中山には絶対まけねぇぇぇ!!
バラっ!
「!!!!!!」
〝世界1愛している人〟
なんじゃこりゃぁぁぁ!!
けど思い当たる人は・・・。
頭より体が動くおれは養護テントの前にいる。
「紅。来て!」
『 えっ!?』
ダッ!紅を抱えて1位でゴール。
[えー。お題は・・・世界1愛している人!!!]
〝えええぇ!!〟
会場は大盛り上がり。女子の悲鳴も聞こえてくる。
[彼女になにかひとこと!]
アナウンスが流れる。
バッっと振り返り紅を見つめて腕をおおきく広げる。
「..お前はそう思ってないかもだけど、俺はお前を愛してる。..」
俺はお前しかみてないんだ。
そう心でおもった。
紅が泣きながら俺に抱きついてくる。
『 私も愛してる。』
〝きゃぁぁ!!!〟
この異例の大歓声により、借り物競争には〝世界1愛している人〟が出るようになった。
日曜日
「紅ー。」
『 なぁーに?』
「愛してるよ」
『 みーとぅー!❤』
じゃれあいながら映画館に付く。
「中山いいヤツだよな。」
『 うん。予定が出来たってチケットくれたし。』
「・・・てかさ、今日何の日か憶えてる?」
『 え?!・・・ーんー。』
「じぃー。」
『 ..!!!!あっ!!』
「忘れてたろ?」
『 めんぼくない。。。』
「今日、覚えとけよ?ニヤッ」
『 え!!//////』