君の心は俺のもの
晴天の日曜日
メールがきた
【今から迎えに行く、動きやすい服装で】とどこに行くのかとウキウキと心弾む
「瀬里、光が来たぞ」と兄に呼ばれた
「はーい、今行く」と部屋を飛び出た
光の前に行くと
「瀬里、今日も可愛い」って
腕を捕まえてブルンブルン振り回した。
兄が・・・「さっさと出ていけ」と追い出した
『この・・・・バカプルが、恋は盲目とはこいつらにあてがうためにあるようなもんだ、あの小さかった瀬里がな』と感深げに見送った