好きな人の弟を、利用した
駅に近い、最近人気の居酒屋。
平日だと言うのに、サラリーマンやOL達でごった返していた。
予約もなしにこんな大人数が入れるか?と心配になったけど、そこはさすが部長。
会社を出る前に電話で予約を入れていたらしい。
席に座ると、お酒やらジュースやら料理やらが、次々と運ばれて来る。
その中のビールジョッキを部長が手に取り、立ち上がった。
それを合図に、みんなもそれぞれ飲み物を手に取る。
それを確認して、部長が口を開いた。
「えー、では、お疲れ様。それと、いらっしゃい、杉崎!カンパーイ!!」
「カンパーイ!!」
部長の音頭で、皆もグラスをカシャーン!と合わせた。
私も近くにいる人達とグラスを合わせ、ビールを一口飲んだ。
……うーん。
苦いビールは、やっぱり好きになれない。
苦手なビールは誰かに飲んでもらうとして、私はピーチサワーを追加注文した。
平日だと言うのに、サラリーマンやOL達でごった返していた。
予約もなしにこんな大人数が入れるか?と心配になったけど、そこはさすが部長。
会社を出る前に電話で予約を入れていたらしい。
席に座ると、お酒やらジュースやら料理やらが、次々と運ばれて来る。
その中のビールジョッキを部長が手に取り、立ち上がった。
それを合図に、みんなもそれぞれ飲み物を手に取る。
それを確認して、部長が口を開いた。
「えー、では、お疲れ様。それと、いらっしゃい、杉崎!カンパーイ!!」
「カンパーイ!!」
部長の音頭で、皆もグラスをカシャーン!と合わせた。
私も近くにいる人達とグラスを合わせ、ビールを一口飲んだ。
……うーん。
苦いビールは、やっぱり好きになれない。
苦手なビールは誰かに飲んでもらうとして、私はピーチサワーを追加注文した。