好きな人の弟を、利用した
4
デートはあの有名な
デート当日。
時刻はam9:50。
私は約束の時間よりも少し早く到着していた。
さすが、休日。
駅の中は人でごった返している。
「佑くんはもう来てるかな……」
キョロキョロと辺りを見回す。
……まだ来ていない様だ。
「……夏夜さん」
「わおっ!」
突然、後ろから肩を叩かれて飛び上がった。
それを見ていた周りの人が、クスクス笑いながら通り過ぎてく。
犯人は分かってる。
時刻はam9:50。
私は約束の時間よりも少し早く到着していた。
さすが、休日。
駅の中は人でごった返している。
「佑くんはもう来てるかな……」
キョロキョロと辺りを見回す。
……まだ来ていない様だ。
「……夏夜さん」
「わおっ!」
突然、後ろから肩を叩かれて飛び上がった。
それを見ていた周りの人が、クスクス笑いながら通り過ぎてく。
犯人は分かってる。