不思議の国の物語。
第三章 孤独感と優越感。
「ふぅ…。 まだ生きていたのね。 J。 いや,切裂J。」
「ははっ。 生きてちゃ悪いか。」
「えぇ,悪いです。」
燐火は,話しながらも相手に攻撃を仕掛けている。
「そんなにはっきり言われたのなんて初めてだな。」
「そうですか。 じゃあ,死ねとでも言っておきますか。」
「その言葉そっくりそのまま返してやるよ。」
風の切る音が聞こえる。
動きが早い。
Jは弾切れをするはず。 その時間をじっくりと燐火は待っていた。
カシャン。 ガシャン。
弾が切れた。 そう思った燐火は間合いを詰め攻撃に移った。
「や~っぱ狙ってたか。 燐火ちゃん,いや燐ちゃんもね。」
「へ?」
あたしには分からない。 なんでこいつは,こいつはあたしのあだ名を知っているんだろう。 知っているのはあいつしか居ないのに。
あいつしか。
「アハハ。 やっぱ燐ちゃんも疑うか。 俺が誰?ってことをよぉ」
バンッ
Jの容赦ない銃弾。
「そんなもんは効かないよ。 このあたしには。」
そういって華麗によける。
でも,実際…燐火は考えていた。
こいつは誰。
「ははっ。 生きてちゃ悪いか。」
「えぇ,悪いです。」
燐火は,話しながらも相手に攻撃を仕掛けている。
「そんなにはっきり言われたのなんて初めてだな。」
「そうですか。 じゃあ,死ねとでも言っておきますか。」
「その言葉そっくりそのまま返してやるよ。」
風の切る音が聞こえる。
動きが早い。
Jは弾切れをするはず。 その時間をじっくりと燐火は待っていた。
カシャン。 ガシャン。
弾が切れた。 そう思った燐火は間合いを詰め攻撃に移った。
「や~っぱ狙ってたか。 燐火ちゃん,いや燐ちゃんもね。」
「へ?」
あたしには分からない。 なんでこいつは,こいつはあたしのあだ名を知っているんだろう。 知っているのはあいつしか居ないのに。
あいつしか。
「アハハ。 やっぱ燐ちゃんも疑うか。 俺が誰?ってことをよぉ」
バンッ
Jの容赦ない銃弾。
「そんなもんは効かないよ。 このあたしには。」
そういって華麗によける。
でも,実際…燐火は考えていた。
こいつは誰。