不思議の国の物語。
麻折(桜花)が消え始めていた。
「あれっ? なんでかな?」
「多分。 千世子が願ったのでしょうね」
燐火が言う。 そう言いながらも燐火も消え始めていた。
「ハハッ。 燐ちゃんもそうじゃないかぁ~♪」
「あら。 本当だ。 黒戈も,Jもそうじゃない?」
「「あ,本当だな」」
何故か,はもってしまうほど仲がいいらしい。 口喧嘩してるけどさ。 くだらない。 あー。 もう千世子のとこに行かないと。 危ないことになる。 早く行こう。 あたし達は千世子のところへ向かっていった。 未来から過去へ…。



< 59 / 83 >

この作品をシェア

pagetop