Our Memories





「莉音ちゃん、もう少ししたら仕事教えるからちょっと待ってて。」



そう言って愛さんは部長さんたちの方に行ってしまった。



綺麗で優しい人だしよかった。



「あの〜新しいマネージャーの人ですか?」



「あ、はい!」



突然の問いかけに私はすぐさま返事をした。



「やっぱり?よかったー!私もなんです。」



...てことは同い年だよね?



「あ、林田春華です。よろしくね。莉音ちゃんだよね?」



「え?そうだけど...」



なんで私の名前...



「私たち一応同じクラスなんだけど。」



「ほんとに?!ごめん!私クラスに友達いなくて全然分かんないの。ほんとごめん!」




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