Our Memories
「春華こそどーなの?麻生泰晴くんだっけ?」
ふとサッカー部で春華の好きな人を思い出した。
「べ、べつに?」
明らかに動揺する春華。.....怪しい。
「何かあったの?白状しろ〜」
私は春華の後に周り首を絞める仕草をした。
「わかった!わかったから!...あいつとは幼なじみなんだどね。....今度買い物に行くことになったの!!」
可愛い...!嬉しそうに話す春華は乙女そのもので本当に麻生くんのこと好きなんだなと思う。
「いいじゃん!いいじゃん!恋の進展だね!」
「そーなのかなー?」
その照れたような春華の顔を見て、麻生くん春華の気持ちに答えてあげてよね!と心の中でつぶやいた。