Our Memories





そんな話をしていたらカフェに着いた。



「ずっと来てみたかったんだよね〜」



カフェの前にはケーキの見本がずらりと並んでる。



私たちは窓際の席に着いた。



「お決まりでしたらご注文お伺いします。」



「じゃあ〜ケーキセットAで。莉音は?」



「じゃあ同じものを。」



何を頼んでいいのか分からず春華と同じものを頼んだ。



「ねぇ、莉音って本当に好きな人いないの?」



「え?なんで?」



「だって莉音可愛いしモテるでしょ〜みんな噂してるよ?」



噂?何のだろ?



「そんなわけないじゃん!ないない、絶対ないよ〜それを言ったら春華こそモテるでしょ!」



「んーそれがそんなこともないんだよね。残念だけど。」



そう言ってるけど春華は顔も整ってるし性格もいいしスタイルもいいからモテるに決まってる。




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