Those who met those lost(失ったもの、出会ったもの)

**幸せ


ビールをしばらく飲んで
星を眺めていると
圭さんが、ビールの缶を
取り上げて
私を抱き締めてきた。

「杏、好きだ。
狂おしいほど、愛してる。」
私も、圭さんの背中に
手を回して

「私も、圭さんが好きです。
大好きです。
圭さん、私を選んでくれて
ありがとう。」
と、言うと
圭さんは、私の唇を舐め
舌をいれ、私の舌を吸い上げた。
「‥‥んっ‥‥ゥン‥」
「杏、抱きたい。」
と、言うから
私は、コクンと頷いた。

すると、
圭さんは、私を抱き上げて
寝室に運び、

キスをしながら
私のパジャマを脱がせていく

私は、恥ずかしくて
両手で胸を隠すと
その手は、圭さんにとられ
「キャッ」
「ごめん。でも杏の全てが、
みたいんだ。」
と、言うから
私は、首を横にふった。

圭さんは、
「綺麗だ、すごく綺麗。
触れたら、壊れそうなぐらい。」
と、言って
私の胸先に唇を寄せていく。

圭さんは、優しく抱いてくれた。

私は、幸せな気持ちのまま
眠りについた。
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