Those who met those lost(失ったもの、出会ったもの)

**優愛


川崎さんの所に泊まった翌日
川崎さんは、杏に話してくると
言った。

私は、自分のマンションへ帰った。

やはり、諦め切れなかった
川崎さんに振り向いて欲しかったが
あんな形で、杏に知られるとは‥‥

杏の気持ちを考えると
たまらなかった。

川崎さんから、夜電話があって
杏とは別れる事になった。
それから、会社での会話
買い物も、見られていたらしい

なんて‥‥事‥‥
杏は、どんな気持ちだったのだろう

私は、涙が止まらずにいた。

川崎さんは、
「少し時間をくれ」
と、言ってくれたが
私も、直ぐにそんな気持ちには
ならなかった。

週明けに、私は杏に謝った。

杏は、
「私は、大丈夫だよ。
優愛の気持ちにきづかなくて
ごめんなさい。」
と、言ってくれた。

その日、先輩に
「そんな顔で仕事をするな
帰りなさい。」
と、言われて帰社した。

杏にもラインをしてから
帰った。
川崎さんから、夜電話もらった。

明日は、ちゃんと頑張ろう。

少しずつ、杏とは話せるように
なっていたが
杏は、何かおかしかった。

その数日後に
杏は、姿を消した。
< 34 / 57 >

この作品をシェア

pagetop