大切な人
カラカラカラ
「千夏ー」
「達也!」
夕方になり達也がやってきた
最近は私と達也、両親と看護師さんたちは手話で話をするようになった
「あれ?友達?」
「うん。昨日友達になったの。」
「へー。成瀬達也っていいます。千夏の彼氏です。よろしく」
「佐々木愛華です。よろしく!」
それからしばらくして母が来てみんなでトランプをやったりスゴロクをしたりして過ごした
やっぱり吐き気はやってくるもので皆には迷惑をかけちゃったかな
「今日は朝日が綺麗だったんだ」
そう言って達也は朝日の輝く写真を取り出した
「本当だ。綺麗」
「だろ」
「達也って写真撮るの上手だよね」
「照れるな。あ、そういえば誕生日家帰るんだってな」
「うん、久しぶりにね。達也も来てくれる?」
「もちろん。一緒に祝おうな」
「うん」
あと何回誕生日が祝えるんだろう
今回が最後?来年はある?再来年は?
そんなことを考えてしまう
「千夏ー」
「達也!」
夕方になり達也がやってきた
最近は私と達也、両親と看護師さんたちは手話で話をするようになった
「あれ?友達?」
「うん。昨日友達になったの。」
「へー。成瀬達也っていいます。千夏の彼氏です。よろしく」
「佐々木愛華です。よろしく!」
それからしばらくして母が来てみんなでトランプをやったりスゴロクをしたりして過ごした
やっぱり吐き気はやってくるもので皆には迷惑をかけちゃったかな
「今日は朝日が綺麗だったんだ」
そう言って達也は朝日の輝く写真を取り出した
「本当だ。綺麗」
「だろ」
「達也って写真撮るの上手だよね」
「照れるな。あ、そういえば誕生日家帰るんだってな」
「うん、久しぶりにね。達也も来てくれる?」
「もちろん。一緒に祝おうな」
「うん」
あと何回誕生日が祝えるんだろう
今回が最後?来年はある?再来年は?
そんなことを考えてしまう