大切な人
千夏の誕生日まであと1週間

その日は千夏の家で誕生日会をする

状態が急変しないといいけど...


カラカラカラ

「あら、達也くんこんにちは」

「こんちは。」

昼過ぎに千夏の母親が来た

「忙しいだろうにいつもありがとうね」

「いや、俺が来たくて来てるだけですから」

「もうすぐで誕生日ね」

「はい」

母「本音を言えば、誕生日なんて来て欲しくないわ」

「え...?」

来て欲しくない?

普通、娘の成長は嬉しいんじゃ...

あ、そうか。

そういうことか...。


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