君と私の最後の恋
そんな中、私はあることに気づいた。





「あ!!! 凛音ーーーー!!!」



妹の凛音が、ブランコに乗っていたのだ。



「……何してんの。」



怪訝な目で見られる。



「寝っ転がってるのっ。」


「ふーん。」



「凛音こそどうしたの?」


「何でも、ない。……じゃあねっ。」


「あ! 一緒に帰ろうよー!」




振り返りもせず


スタスタ歩いていく。





その途中で、凛音が女の子達に話しかけられているのが分かった。






なーんか嫌な予感する。



…………ついて行こう。

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