不器用な悪女
「亜美の前で言いたくなかったから今日は帰ってもらったけどいいよね?」





「あぁ、で、どうしたんだよ!あの怪我は!」





淡々と話す陸さんと違い、怜さんはとても心配しているように言っている。




「私がやりました。」




陸さんに言われる前に自分から言った。これ以上惨めになりたくなかった。






「あ?瑞姫?」







、、、彼は私を覚えているらしい。




嬉しいけどこんな風に会いたくはなかった。
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