家族の絆

　10月に入り、世の中は、9月11日の一周忌を経たので、多少落ち着いてきたように思われる。しかし、世界のどこかで砲火を交えていない日がないのが現実である。それに、まだ、アメリカがイラクに対しての砲撃が完全に回避されたわけではなく、いつ開始されるかということに世界中が関心を寄せていた。

　10月1日には台風21号が今年何度目かの上陸をしそうだとの予報が報じられていた。この台風の規模は950ヘクトパスカルと戦後最大級だと危機感を喚起していた。そして、実際、上陸したが、ほんのかすめる程度だったし、スピードが早かったために大きな被害が出なくて幸いだった。