子うさぎと狼さんの恋物語。
「わぁ〜きれ〜い…
こんなところあったんだ。」


心愛は一面の花畑に見とれ、しばらくの間ずっと眺めていた。


「あれ?この花どこかで見たことあるような…」


心愛は、ふと一面の花に既視感を感じ記憶をたどった。


「あっ!思い出した!この花サナリアだ!」


そう、一面に咲いていた花は王都ソフィールの名産、サナリアだった。


「あれ?でもサナリアって真っ白なお花のはず…」


どうしてだろう…。


ここに咲いてる花だけきれいな青なんて…。


ここってなにか特別な場所なのかな?

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