子うさぎと狼さんの恋物語。
レイと随分話し込んでいたのか、外はすでに日が落ち始めていた。


「もうこんな時間か。」


パーティまであと1週間。
準備は数日前から始められ、順調に進んでいた。


レイが上手くいけば、パーティであの子に会える可能性もある。


絶対見つけるから…。


ヴォルクはもう一度決意を確かめ、残っている仕事を片付けた。
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