世界のまんなかで笑うキミへ
だけどこれが発展していくと、妬みとかそういうものに変わっていってしまうので、この感情は必ずしも綺麗なものにはなりません。
高校生の青春ってキラキラしているイメージがありますが、実はそういう綺麗なものより、どちらかといえば目をそらしたくなるような、人間くさい感情の方が多いんじゃないかなと思うんです。
そういう感情たちから目をそらさずに書くとどうなるのかなと探ってみたら、この物語が出来上がりました。
執筆中、理央に共感してくださる方は果たしていらっしゃるのだろうかとちょっと不安になってみたりもしましたが、とりあえず無事書ききることができてよかったです。
理央と颯の生き方に何かを感じていただけていたら、嬉しいです。