あ、あ、あ愛してる
先ず一礼して席に着くと、早速ライブでの告白について質問された。
「一連の報道にもありますが、アリーナライブで話したことは事実ですか」
「は……はい」
俺の隣の席、拓斗が俺の膝をそっと叩く。
『吃音がひどいので手話を使わせてください。通訳は拓斗がします』
俺の手話に合わせ拓斗が喋ると、会場のざわめきが増した。
「吃音はいつからですか、治療をされているとのことですが」
『物心ついた時には、まともに喋れませんでした。喋ろうとすると余計に言葉が出なくなり、冷や汗や眩暈、過呼吸が起こり始めて。治療に通い出したのは4才の秋からです』
「普段の会話は手話が主ですか」
『いいえ。手話は誰にでも通用しませんから、筆談が中心です』
「吃音の原因は? 治る見込みは?」
「一連の報道にもありますが、アリーナライブで話したことは事実ですか」
「は……はい」
俺の隣の席、拓斗が俺の膝をそっと叩く。
『吃音がひどいので手話を使わせてください。通訳は拓斗がします』
俺の手話に合わせ拓斗が喋ると、会場のざわめきが増した。
「吃音はいつからですか、治療をされているとのことですが」
『物心ついた時には、まともに喋れませんでした。喋ろうとすると余計に言葉が出なくなり、冷や汗や眩暈、過呼吸が起こり始めて。治療に通い出したのは4才の秋からです』
「普段の会話は手話が主ですか」
『いいえ。手話は誰にでも通用しませんから、筆談が中心です』
「吃音の原因は? 治る見込みは?」