魔法使いの危機

そして全ての人の測定が終わり
呼ばれた人から移動していった

「Ｓクラス

新山翔梧
佐竹葵
長峯新
池内博貴
秦山真琴
桜井美海
小鳥遊緋優
小鳥遊結衣

なお秦山真琴、桜井美海
小鳥遊緋優、小鳥遊結衣は
その場に待機すること」


全員の名前が呼ばれ終わり残ったのが
４人となったときに入学式の前に
結衣たちを呼んだ神無月先生と
もう一人女の先生が歩いてきた


「俺がＳクラスの担任になった
神無月慶だ
君たちのお母さんと同級生だった」

「だから私を呼んだんですか？
今回私はＳクラスの担任ではないのに」

「はい、そうです
俺も名簿を見たときに驚きましたよ
睦月と優翔の子供がいて
咲希の子供も弥生の子供まで
今年のＳ４はすごいですよね」


「過去のＳ４の子供だからね
それに結衣さんと緋優さんの魔力が
断然親を抜いている
二人は本気を出すとどれくらいなの？」


「俺は多分１８０万くらいかと」

「私はぎりぎり２００万くらいです」


「桁外れね…
睦月たちは仲良くやってるの？」


「えぇ でも先生、
なぜ私たちだけ移動しないんですか？」


「おぉ悪い悪い
すっかり話がそれてたな

お前たちＳ４には特権がある
Ａクラスの生徒に教えたり
他のＳクラスの人とは違う寮だったり

そしてＳ４は問題が起きたときに
その学年を仕切るリーダーとなる
Ｓ４にはこのバッジをつけてもらう」


そう言って神無月先生は金色に光る
バッジを一人一人に手渡した


「よし、それじゃあ４人とも
一緒に移動するぞ

空間を司るものよ力を我に
モーメント・ムーブ」


神無月先生の唱えた魔法によって
５人はあっという間に教室の前へ来た

「お前たちは先に行け
少ししたら俺も入るから」