魔法使いの危機
「大いなる深海を守護とする海王星よ
今ここに汝の力を借りん!

フローズンアトラクティア!」

海王星の力
すなわち海の力で大波をまずおこし
相手のところに水が到達すると
その場で水が凍り動けなくなるという
魔法を真琴は使った

「10分位しかこの状態を
保てないからその間に一体でも多く
倒して!」

氷が溶け出せば動けなかった魔物も
動けるようになる

いかにここで減らすかが勝負の鍵だ



真琴は海王星に力を返すと
冥王星に力を借りた

「全てを飲み込む死の渦

デッド・トルネード…」

黒い渦に触れると凍って動けなかった
魔物たちがどんどん消えていった



「真琴!
どうした?」

真琴は冥王星の力を返すとその場に
倒れてしまった

周りの魔法使いには倒れた理由が
わからなかったが同じ星使いの弥生には
なぜ倒れたのかがわかった


「冥王星は死を表す星

冥王星に力を借りると死なないが
魔力を大幅に消耗し倒れる

そうやって私の旦那が言っていた


まったくもう、冥王星は駄目だって
優翔、ちょっとだけ魔力を
分けてくれない?

さすがに倒れたままっていうのも」


「了解

我の魔力を汝秦山真琴に
分け与えたまえ!」


優翔は真琴に魔力を分け与え
真琴はたてるほどまで回復した


「まったく、冥王星は駄目でしょ…
でもありがとう
あとはボスの魔物一体だけだから
休んでていいわよ」


「うん、わかった」
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