魔法使いの危機
その日は女子全員で花を摘みに行っていた
これも子供らしさをアピールするためだ

花を摘んで楽しく喋りながら
歩いていると6人程度のグループを見つけた
最初は遊んでいるだけだと思っていたが
実際には違った

集まって4人の少女を攻撃していたのだ
今回は別に帰りたいと
言ったわけではないらしい
ただ憂さ晴らしをするように
攻撃していたのだった


「やめてよ…」

「うるさいんだよ
お前らみたいなのがいるとこの国が
俺らにとって心地よい空間にならねぇ
さっさと消えろよ!」


結衣たちは止めることもできず
ただ傍観していることしかできなかった
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