❤嫉妬カレシ日和☁
放課後。
今日も図書員のお手伝いがある。
正直、黒瀬くんに会うのは気まずい…。
「今日も図書員あるから帰っててもいいよ!!」
「いや、待つ。」
即答で答えてくれるから嬉しいんだ。
図書室まで、俊が送ってくれた。
「じゃあ、俊。また後でね!!」
「うん。じゃーね。」
開いてるドア。
音を立てずに静かに入る。
そして、黒瀬くんの距離から遠い場所に移動。
やっぱり…気まずくて。
顔なんて見れない…。
「うぉっ!?お…驚いた~…!!なんだ、来てたんだ。」
「う、うん…驚かしちゃってごめんね…」
カウンターに私が座ってるのを気づいた黒瀬くん。
口を手で押さえながら、驚いていた。
ごめんなさいー…。
驚かすつもりは無かったの…。