❤嫉妬カレシ日和☁




放課後。


今日も図書員のお手伝いがある。


正直、黒瀬くんに会うのは気まずい…。



「今日も図書員あるから帰っててもいいよ!!」

「いや、待つ。」



即答で答えてくれるから嬉しいんだ。


図書室まで、俊が送ってくれた。



「じゃあ、俊。また後でね!!」

「うん。じゃーね。」



開いてるドア。


音を立てずに静かに入る。


そして、黒瀬くんの距離から遠い場所に移動。


やっぱり…気まずくて。


顔なんて見れない…。



「うぉっ!?お…驚いた~…!!なんだ、来てたんだ。」

「う、うん…驚かしちゃってごめんね…」



カウンターに私が座ってるのを気づいた黒瀬くん。


口を手で押さえながら、驚いていた。


ごめんなさいー…。


驚かすつもりは無かったの…。



< 129 / 354 >

この作品をシェア

pagetop