❤嫉妬カレシ日和☁
「ううん!!何も見てないよ!!それよりメニュー何がいいかな??」
「僕、もう決まってんだけど。」
そ、そうですよねー…。
つい店員さんに気を取られて、メニュー開いてないの私だけだもん…。
慌てて、目を動かしては食べたい料理を目に入れる。
そんな姿を俊は疑問を感じたのか、頬杖をつきながら。
「どうせ、さっきの男でも見てたんでしょ。」
なんて見抜いた表情で言った。
ば、バレてたの!?
わぁー…。
これは非常にマズイ…!!
嫉妬深い俊は絶対に不都合…。
「確かにイケメンだけどさ、髪は茶髪だし耳にはピアス。」
「つ、つまりー…??」
「どうか考えたってチャラ過ぎ。浮気しそうでしょ。」
「そうだね…」
もしかしたら俊は、人を見抜く力があるのかも。