❤嫉妬カレシ日和☁
授業も終わり、休み時間になると。
「ねぇねぇ、来週の花火大会って行くの??やっぱー」
「えっ!?来週だっけ…」
前の席の亜莉朱ちゃんがクルッと振り向いて、私を見てニヤニヤと面白がるように笑う。
「もぉ!!頬をピンクに染めちゃって可愛い彼女ねぇー」
「か、可愛くないよっ!!」
来週、夏休みに入ると同時に花火大会も始まるんだった。
やっぱり俊と行きたいけどー…。
「勉強教えてくれったって、いいじゃねぇかよー…」
「嫌だ。なんで僕が教えなきゃなんないの。」