❤嫉妬カレシ日和☁




まだ抱きつかれた手は離れなくって。


そろそろ…あの…


心臓が壊れちゃいそう…です~…。



「そ、その…俊??」

「どうして、僕の言う事聞いてくれないの。」



怒ってるんだけど甘いような。


そんな声…。


束縛されてるのに嫌な気がしなくて、逆にキュンとなってしまう…。



「嫌だよ…僕の恵里香なのに。他の男に見せたくない…」

「…っ。」



首に埋まるから、温かい俊の吐息がかかる…っ!!


くすぐったくて…恥ずかしい。



「ただでさえ夏で暑いのに見てるこっちは、もっと暑いわ。」

「そうだよっ!!リア充めぇ…」



ハッ!!忘れてた…!!


二人の声が無かったら、私ずっとこのままだったかも~…。


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