❤嫉妬カレシ日和☁
「………」
「………」
どうしよう!?
沈黙……。
いつも亜莉朱ちゃんが居るから、佐々木くんとこうして二人になるのは初めてで…。
なんだか、変にドキドキして意識しちゃうよ…。
「…星。」
「へっ!?ほ、星っ!?」
び、びっくりした~…っ!!
急に喋ってくるなんて。
「キラキラしてて綺麗だな。」
「そ…そうだねっ」
空を見る佐々木くんの横顔は、いつもと違う気がした。
無邪気な笑顔で振舞う彼にも、こんな真剣な表情があるなんて…。
「ごめん…なんか俺ら噪(さわ)いでたせいで…事故に遭わせちまって…。」
「そんな…!!違うよ……」
申し訳なさそうに謝ってくる佐々木くん。
私は急いで首を横に振る。