❤嫉妬カレシ日和☁




「ご飯食べ終わったら病院に行ってくるね。」

「病院??なんで恵里香が行くのよ。体調悪いの??」

「私の彼氏のお見舞いに行ってくる…の。」

「お見舞いって…どこか怪我でもしたの??」



そこは聞いてこないで~…。


言いづらいし、言いたくもない…。



「どうせならこれ持って行きなさい。」

「これ、どうしたの??」



テーブルに置かれた一輪の向日葵。


黄色が綺麗に染まってて綺麗…



「たまたまお庭に咲いたのよ。お父さんが向日葵の種を落としたらしくて。」

「へぇ…」



それで、こんな綺麗な向日葵が??



「病院に飾ってもらった方が向日葵も嬉しいでしょ??」

「うんっ!!ありがとう、お母さん」

「じゃあ、お母さんはパートの時間だから出掛けるわね。」

「あ、いってらっしゃい!!」



私も出掛ける準備しなきゃっ。


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