❤嫉妬カレシ日和☁



え…??


あの子が俊を好き……??



「告白……」



そっか…。


だから赤くなってたんだ。



「ありがとう。でもごめん。僕、君のこと名前すら分かんないから。」

「今からでも…!!」

「無理かな。彼女も居るし。」

「私じゃ…ダメですか??」



あの女のコは、かなりの美人さんだ。


華奢な手足…真っ白な透き通った素肌…

腰まで毛先が長い黒髪…清楚な外見…


まるで、お人形さんみたいに何もかもがパーフェクトに整っている。


正直、焦ってしまう…。


美人さんな女のコに告白されたら、少しは俊の心も揺れてしまうのかなって思うもん…。


同性の私でさえもキュンと来てしまう。



「せめて…お友達にだけでも…っ!!」



あ…っ!!


俊の背中に抱きついてる…。


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