❤嫉妬カレシ日和☁




待って、待って…!!


そんな…っ。


こ、心の準備ってものが…っ。


え…俊!?



「ちょっと…俊待って!!」



無言で俊は一向、私の腕を掴んだまま保健室に向かって歩き出す。


どういう意味で…


保健室に連れて行くのかな??


その…何もしたりしないよね…??


お仕置き。とか言う訳ないない…


そして俊に保健室まで連れていかれると次の瞬間…


__ドン。



「さっき僕を不安にさせたお仕置き。」

「…えっ??」



顔の横には俊の手が置かれていて…


恐ろしいくらい無表情。


え…ちょ…待って!?


どんどん壁に迫られ、なんと壁ドンされちゃいました……。


これは絶対に怒ってらっしゃる…っ。


思わず、咄嗟の行動に私は目をキュッと強く瞑った。


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