❤嫉妬カレシ日和☁
「なんて、ね。ごめん。本気にしちゃった?何もしないから安心してよ。」
「…嘘??」
「うん。ちょっとだけ僕の気持ち分かって欲しくてやっちゃった。」
「な、なんだ~…っ」
腰が抜けて地面に崩れた私に、俊は慌てて同じ目線にしゃがみ込んだ。
「え、大丈夫!?ごめん!!僕が脅かしたせいで…」
「ううん、俊は悪くないよ。私が勝手にホッとしちゃっただけっ」
てっきり、このままお仕置きされるのかなってドキドキしてたんだ。
でも予想外の展開で、なんか一気に緊張が解けたような気がした。