❤嫉妬カレシ日和☁
「僕も下駄箱でバッタ見つけた。」
「え~!!下駄箱にバッタ居るんだっ」
「うん、めっちゃデカいね。あれは。」
「私も大きなバッタ見てみたい!!」
無邪気に歯を見せて笑う俊。
やっぱり男の子は、大きな虫さんを見ると興奮したりするのかな??
「でさぁ、他にも男子居たんだけど素手で捕まえてさ!!」
「す、素手で…!?凄いね!?」
「どうしたと思う?」
何か企むように笑った。
「下駄箱に入れたとか〜??」
「ぶぅー!!正解は先生の肩に乗せたら驚いてたの。」
「ふふ…その先生可哀想」
「驚き方めっちゃウケるんだよ!?」
隣で俊が笑う。
その世界はキラキラして見えるんだ。