❤嫉妬カレシ日和☁




「触んないで……」

「どうして??どうしたら許して…」

「ハァ…ズルいよね…いっつも恵里香は。」

「え……??」



1秒ごとに縮まる距離。


ち、近い~…!!


ほんの少し動いただけで、唇が触れてしまいそう…。



「恵里香の血をくれたら、許してあげてもいいけど。」

「私の血…?!」



どうして血がいいのか、分からない…。


でも俊が望むなら。



「いいよ…っ!!私の血を吸っても…」



私はそれでいい。


ただ俊の望みに応えていたい。



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