❤嫉妬カレシ日和☁
「あー、もう…花火終わるからね!!よそ見してても知らない僕。」
これも俊なりの照れ隠しなのかな。
きっと。
「俊とずっと一緒に笑ってますように…」
手を胸に当てて、花火にお願い事。
「なにそれ…」
「ん??俊とずっと結ばれていたいからねっ」
こんなの噂だから、無意味な願掛けなことかもしれないけど。
それでも、信じたい。
叶うって。
「可愛すぎでしょ…バカ。」
「えへへっ、」
花火が夜空に上がる瞬間。
私と俊は、そっと唇を重ねました。
まるで願いを込めるかのように…。
何度も何度も。