❤嫉妬カレシ日和☁




急いで教室に向かう。



「俊!!」



机で本を読む俊。


私が呼んでも、ちっとも見てくれないけど。



「サンドイッチ。食べてね!!」



買ってきたサンドイッチを机に置いた。



「わぁーカルピス美味しそう!!」

「あ、これ??」



亜莉朱ちゃんが指を差してたのは、さっき佐々木くんにもらったカルピス。


でも、もらったものだし……



「お前のはこっち。」

「え、野菜ジュース??」



タイミング良く現れた佐々木くん。


思わず、私は唖然。



「何よ!!私、野菜って…宏ちゃん本当センス無さすぎ!!」

「悪かったなぁ!!野菜ジュースで」



もしかして…


本当はこのカルピス、亜莉朱ちゃんにあげるんだったんじゃ…。


それなのに、私がもらっちゃって良かったのかな…??



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