天神学園の問題児再来
ほむらのノートを書き写し終え。

「助かったぜよ、ほむら」

龍馬はそれでも、自分の事を思って申し出てくれたほむらに対して感謝の意を唱え、ノートを返す。

そのノートを受け取りながら。

「激烈馬鹿な龍馬君には、このくらいしか期末テストへの対抗策がないのだから、この私が提案したのは最善の措置なのです!」

胸を張って答えるほむら。

暗に、『感謝なさい』という事か。

見た目中学生のような小柄なほむらが、偉そうに胸を張る姿は、どこか滑稽なようで、見ていて微笑ましい。

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