天神学園の問題児再来
カッチリとしたスーツに、タイトミニのスカート。

身の丈以上の携行砲を、今朝も軽々と手にしている。

ブラウスのボタンを全て弾き飛ばしてしまいそうな、はち切れんばかりの天神アルプスは健在だ。

宝石のような蒼い瞳で、シオンの顔をじぃっ…と見つめるリプニー。

「な、何…リプニー先生」

あまりに凝視されるものだから、たじっ…となるシオンの腕を摑み。

「ちょっと皆さん先に行ってて下さい。私、シオン君を教育的指導しますので」

リプニーは一味の他の面々に伝える。

「何だシオン、また破廉恥行為か」

「幾ら仲がいいからって、毎日毎日変な事したら駄目」

「全く、懲りん奴ぜよシオンは」

真太郎、花龍、龍馬らに笑われながら、シオンは置いて行かれてしまった。

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