天神学園の問題児再来
「臥龍殿が、禿鷲は野心家であると言っておった…その点で、紅葉と禿鷲は利害が一致したのじゃな」
苦々しく呟く紗雪。
「そうだとも。僕は全てをこの手に収める。例え力尽くでもな…来い真太郎」
ユラリと歩み出る紅葉に。
「わしも力を貸す」
龍馬が対峙した。
「龍馬、俺は…」
「一騎打ちしたいのは百も承知ぜよ」
真太郎の言葉尻を、龍馬は拾う。
「じゃが、どうもこいつら、正々堂々なんぞ考えちゃおらんらしい。わしらを足止めして、龍鷺郎のとこに行かせんようにしとるのがその証拠じゃきに。じゃから」
龍馬は真太郎と並び立ち、ほむらと紫陽花を庇う。
「シオン達は龍鷺郎のとこに行け。わしらはほむら達を守る」
苦々しく呟く紗雪。
「そうだとも。僕は全てをこの手に収める。例え力尽くでもな…来い真太郎」
ユラリと歩み出る紅葉に。
「わしも力を貸す」
龍馬が対峙した。
「龍馬、俺は…」
「一騎打ちしたいのは百も承知ぜよ」
真太郎の言葉尻を、龍馬は拾う。
「じゃが、どうもこいつら、正々堂々なんぞ考えちゃおらんらしい。わしらを足止めして、龍鷺郎のとこに行かせんようにしとるのがその証拠じゃきに。じゃから」
龍馬は真太郎と並び立ち、ほむらと紫陽花を庇う。
「シオン達は龍鷺郎のとこに行け。わしらはほむら達を守る」