天神学園の問題児再来
疑似精霊の攻撃を全て躱し、着地する禿鷲。

どんなに邪魔をしても無駄だ。

時凍えで一気にシオンの懐に飛び込み、一撃のもとにトドメを刺す!

そう思って地面を蹴ろうとした禿鷲は。

「ぬ!」

両足が瞬時にして凍り付いた事に気付く。

「六花…踏ん張るのじゃ!」

氷刀・六花を地面に突き立てた紗雪が、禿鷲の足止めを買って出る。

そこへ。

「禿鷲ぅうぅぅうぅうぅっ!」

「御覚悟ぉおぉおぉおっ!」

龍馬の三段突きが、ほむらの龍の炎を纏った斬撃が、左右から襲いかかる!

それを。

「小賢しいっっっっっっっ!」

両足の氷を粉砕し、龍馬とほむらを左右の掌打で弾き飛ばし。

禿鷲は一蹴した。

< 1,105 / 1,120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop