天神学園の問題児再来

ヴラドと花龍

授業中、隣の教室から声が聞こえる。

『いだっ!何するがじゃヴラド先生!』

『貴様、俺の授業で居眠りとはいい度胸だな…そんなに俺の授業は眠いか?』

『ご、誤解ぜよヴラド先生っ、ちょっと朝稽古を張り切り過ぎて疲れて眠っとっただけじゃきに…』

『寝ていたという事実には相違ない』

『えっ、ちょっ…』

『判決、死刑』

『しけっっ?』

『死刑、死刑、死刑だ』

『そんなっ、裁判を経ずしてっっ?』

『いい丹下はフルボッコにされた丹下だけだ』

『いやっ、あのっ、ちょっ…ぎゃーっっっっっっっっ!』

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