天神学園の問題児再来
ヴィラのドアを突き破り、外にまで吹き飛ばされる龍鷺郎。
「ちょ、ちょっと!」
「シオン!」
リプニーと花龍がシオンを止める。
「何やってるの!いきなりランスロットで斬りつけるなんて!大怪我したらどうするの!」
「…しねぇよ」
花龍の手を振り解き、シオンも外に出る。
「アイツの体、まるで鉄みたいに硬かった…幾ら鴉天狗だっていっても、あんな頑丈さは考えられない」
シオンの見ている前で、龍鷺郎は静かに立ち上がる。
被っている学帽を整えつつ。
「龍鱗(りゅうりん)だ。龍の鱗は刃や弾丸さえも通さない」
呟く龍鷺郎。
やはり彼は只の鴉天狗ではない。
「お前、一体何なんだ?」
ランスロットを構え直すシオン。
「ちょ、ちょっと!」
「シオン!」
リプニーと花龍がシオンを止める。
「何やってるの!いきなりランスロットで斬りつけるなんて!大怪我したらどうするの!」
「…しねぇよ」
花龍の手を振り解き、シオンも外に出る。
「アイツの体、まるで鉄みたいに硬かった…幾ら鴉天狗だっていっても、あんな頑丈さは考えられない」
シオンの見ている前で、龍鷺郎は静かに立ち上がる。
被っている学帽を整えつつ。
「龍鱗(りゅうりん)だ。龍の鱗は刃や弾丸さえも通さない」
呟く龍鷺郎。
やはり彼は只の鴉天狗ではない。
「お前、一体何なんだ?」
ランスロットを構え直すシオン。