天神学園の問題児再来
「この素材を2つ追加して、進化させたらアビリティが増えるの!」
「は、はぁ…アビリティ…」
どっちが先生だか、といった様子のシャンリーとリプニー。
「特にこのキャラの目玉はこのアビリティだよ!」
シャンリーが指差したのを、リプニーは読み上げる。
「全属性耐性…ですか?」
スポーツドリンクを飲みながらやり取りを聞いていたシオンは、そこで思わず手を止める。
「全属性…!」
そしてスポーツドリンクのペットボトルを置き、ドタドタと歩み寄るや否や。
「リプニー先生!」
汗まみれで熱くなった体のまま、リプニーをギュッと抱き締める!
「や!ちょっ…シオン君っ?」
いきなりハグされ、目を白黒させるリプニー。
「ちょっと…シャンリーちゃんも見てますからっ…こんなとこでっ…そのっ…」
赤面し、心臓が早鐘のように打つのを感じながら、目を閉じるリプニー。
「嫌じゃないですからっ…お願いですからっ…せめて誰もいない所でっ…」
とか覚悟を決めて言っているのに。
「俺、早速試してみるよ!ありがとな先生!」
そんなリプニーをポイッとほっぽって、シオンはさっさと修行に戻ってしまった。
「……」
放心するリプニー。
「は、はぁ…アビリティ…」
どっちが先生だか、といった様子のシャンリーとリプニー。
「特にこのキャラの目玉はこのアビリティだよ!」
シャンリーが指差したのを、リプニーは読み上げる。
「全属性耐性…ですか?」
スポーツドリンクを飲みながらやり取りを聞いていたシオンは、そこで思わず手を止める。
「全属性…!」
そしてスポーツドリンクのペットボトルを置き、ドタドタと歩み寄るや否や。
「リプニー先生!」
汗まみれで熱くなった体のまま、リプニーをギュッと抱き締める!
「や!ちょっ…シオン君っ?」
いきなりハグされ、目を白黒させるリプニー。
「ちょっと…シャンリーちゃんも見てますからっ…こんなとこでっ…そのっ…」
赤面し、心臓が早鐘のように打つのを感じながら、目を閉じるリプニー。
「嫌じゃないですからっ…お願いですからっ…せめて誰もいない所でっ…」
とか覚悟を決めて言っているのに。
「俺、早速試してみるよ!ありがとな先生!」
そんなリプニーをポイッとほっぽって、シオンはさっさと修行に戻ってしまった。
「……」
放心するリプニー。