天神学園の問題児再来
割り箸を、恐る恐る伸ばしてみる。

生焼けなのだろうか、やたらと柔らかい感触。

箸で持ち上げにくい。

しかし、そこは何とか口元まで寄せて。

「……」

意を決して、口の中に放り込む。

咀嚼する事、数秒。

「美味い!美味いよこのもんじゃ焼き!」

「豚玉だ」

真太郎さんご立腹。

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