天神学園の問題児再来
矢継ぎ早に襲いかかる、疑似精霊達の攻撃。

それに加えて、花龍のマテバまでもがマグナム弾を撃ち出す。

精霊達の各属性の攻撃を、対応する精霊で相殺しながら、弾丸もランスロットで弾く。

シオンはよく持ち堪えていた。

本当ならば、もっと早くに魔力が枯渇して倒れている筈なのに。

…そう、枯渇している筈なのだ。

花龍の知っているシオンならば、とっくに倒れている。

「どういう事なの…シオン、貴方の魔力はどれだけあるの…?」

「…昔と変わらないさ」

ハァハァと呼吸を乱しながら言うシオン。

「ただ、慣れたんだ」

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