天神学園の問題児再来
「お前1人に負担はかけんがじゃ」
龍馬がシオンの肩を叩く。
「頭領がお前なら、俺達は脇を固める参謀であり副官だ。シオン1人に押し付けはしない」
真太郎も腕組みしたまま言う。
タイマントーナメントで上位に食い込んだ面子なのだ。
全く太刀打ちできないという事はないだろう。
「わ、私も!」
ほむらが声を上げる。
「私もお役に立てるなら、頑張るよ!同じ人外の血を引くんだから、知らん顔できないもん!」
「ほむらちゃん…」
転校してきたばかりの彼女が、一味の為に尽力すると言ってくれた事に、花龍や紫陽花は微笑む。
しかし。
「何を馬鹿な」
異を唱えたのは紅葉だった。
「無理矢理この修学旅行に連れて来られて、無意味な戦いに巻き込まれて、ほむら、お前は捨て駒にされるつもりか?流石はあの大馬鹿者の龍之介殿の娘だな。オツムの回りは悪いと見える」
「う゛…」
キツイ一言を見舞われて、涙目でプルプル震えるほむら。
龍馬がシオンの肩を叩く。
「頭領がお前なら、俺達は脇を固める参謀であり副官だ。シオン1人に押し付けはしない」
真太郎も腕組みしたまま言う。
タイマントーナメントで上位に食い込んだ面子なのだ。
全く太刀打ちできないという事はないだろう。
「わ、私も!」
ほむらが声を上げる。
「私もお役に立てるなら、頑張るよ!同じ人外の血を引くんだから、知らん顔できないもん!」
「ほむらちゃん…」
転校してきたばかりの彼女が、一味の為に尽力すると言ってくれた事に、花龍や紫陽花は微笑む。
しかし。
「何を馬鹿な」
異を唱えたのは紅葉だった。
「無理矢理この修学旅行に連れて来られて、無意味な戦いに巻き込まれて、ほむら、お前は捨て駒にされるつもりか?流石はあの大馬鹿者の龍之介殿の娘だな。オツムの回りは悪いと見える」
「う゛…」
キツイ一言を見舞われて、涙目でプルプル震えるほむら。